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アイリッシュリネン バケツトート M(晒) 販売終了
商品コード:26021-02

一度洗いを掛けて、くたりと柔らかく仕上げています。綿帆布の内生地がついていますので、ハードな使用にも平気です。
白くさわやかな「晒(さらし)」と、リネンらしさが際立つ「ナチュラル」は、お好みの方をどうぞ。
※写真ではグレーに見えますが、晒しの生地色は真っ白です。
商品仕様: 約φ25×h26cm、(平らにたたんだ状態での、本体の幅は38cmになります。)持ち手長さ50cm  表地/アイリッシュリネン100%、裏地/綿100%
商品説明: 「帆布」は、すでに室町時代に船の帆として使われていたという記録があるのだそうです。明治時代になると、鉄道貨物のシートやテントといったものから、お酒や醤油作りのコシ布、牛乳配達袋、学生のさげ鞄など、その丈夫さを活かして様々な生活の道具となっていきました。その国内産帆布の約7割が倉敷市で作られていることは、「職人仕事の日本1」にてご紹介いたしました。
近年は安価な合成繊維におされ、産業資材としての帆布の需要は、相当に少なくなってきているのだそうですが、それに反して、昔ながらの自然素材の道具を求める声が数多く聞かれるようになっていることも、また事実なのです。
帆布は、今でも旧式の「シャトル織機」で織られますが、製織効率の悪さから、現在この機械は生産が中止され、たいへん貴重なものとなりました。ところが、昭和8年に創業の帆布工場である丸進工業さんでは、古くからの職人さんのメンテナンスを受けながら、なんと60台のシャトル織機が現役で稼働しているのです。
シャトル織機とは、横糸を左右交互に行ったり来たりさせながら生地を織る織機です。
ゆっくりと横糸が行き来しますので、手織りに近い風合いが生まれます。空気で横糸を飛ばす現代の高速織機の場合、生地幅ごとに横糸を切断しますので生地の両端がふさ状になります。しかし、シャトル織機では横糸がつながったままですので、生地の両端にきれいな「耳」ができるのです。
倉敷意匠では、この「耳」部分に赤色の糸を使っていただいて、オリジナルのリネン帆布を織ってもらっているのです。
前回は、ずっしりと肉厚な6号帆布(約680g/u)に、防水のためのパラフィン加工を施したトートバッグを作りました。今回は新たに、もう少しやさしい肌触りの10号帆布(約420g/u)を使ったトートバッグを作ることにしたのです。そして、高城染工場さんや手染メ屋さんにも協力いただいて、天然染めバージョンも作ることにしましたので、よりしなやかな質感を持つアイリッシュリネン糸を使ってもらいました。それは、欧州を代表するリネン紡績メーカーであるハードマンズ社によるもので、創業1835年という伝統に裏付けられる通りのきわめて良質のリネン糸なのです。重ねて洗い込むほどに、やわらかな風合いを増す繊細なリネン帆布が出来上がりました。
※2013年4月 価格改定
小売価格: ¥11,550
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@バケツトート口部は、スナップボタン留め。
A底が円形のバケツトートは、見た目よりたっぷり荷物が入ります。4つのポケットで仕分けもらくちん。

トートバッグ、バケツトートとも、両サイドに赤耳を使用。