村上雄一郎さんのカメラバッグ (キャメル) SOLD OUT
商品コード:59001-03

ショルダーの長さは、両側のバックルで調節します。もちろん取り外すことも出来ます。
ショルダーのパッドは固定式だから見た目もすっきり。
ファスナーの引き手は持ちやすいように大きめの革製。

村上雄一郎
バックデザイナー・一級建築士
1969年岩手県生まれ。1992年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、1997年までGK設計勤務。1999年Centro di Formazione Professionale di San Colombano卒業。革小物レーベル「m+」主宰。
商品仕様: w23×d11×h21cm(ショルダー最長時の長さ122cm) 牛革
商品説明: カメラバッグの素材には、「地生(ぢなま)」と呼ばれる国産牛の革を使いました。村上さんの他のバッグと同様、タンニンなめしの革です。ところで、「皮をなめす」というのは、どういう意味かおわかりでしょうか?動物の皮はそのままだとすぐに腐敗したり、乾燥すると板のように硬くなってしまいます。この欠点を、樹液や薬品によって取り除く方法を「なめし」と言うのです。皮をなめすためには、「タンニンなめし」と「クロームなめし」の二つの方法があります。クロームなめしは、塩基性硫酸クロームという化合物を用いる方法で、この化合物とコラーゲンが結合することで、柔軟で伸縮に優れる革に変化するのです。「タンニンなめし」は、天然の草木に含まれる渋を利用する方法で、古来から行われています。クロームなめしにくらべて、伸縮は小さいのですが、そのぶん堅牢な革になります。現在、日本ではクロームなめしが主流で、全体の95%以上をしめるのだそうです。クロームなめしが3日ほどでなめされるのに対して、タンニンなめしは、1ヶ月以上のなめし期間が必要です。それだけ、より多くのタンニンを含みますから、日光に長時間あたっていると紫外線に反応して日焼けをします。このことが、使うほどに味がでるということにつながるのです。一般的に革には各所に傷やなめしムラがあるものですから、それを隠すために過剰な染色をほどこしたりもします。ですが、村上さんは、使い手になじみながら変化していくその過程を楽しむということを主眼に革を選ばれますから、若干の小傷やムラが含まれる場合もあります。数年後の使い育てた風合いをお望みでしたら、このような面もご理解いただきたいと思います。
小売価格: ¥52,250
在庫状況:
買い物かごに入れる

@二つのフロントポケットは、中身がこぼれ落ちにくいように、マチ部分を中央のゴムで引っぱっています。
Aバックポケットはスナップボタン留め。ループに指を入れて留められるのでらくちんです。
Bインナーケースの内寸法は幅21×奥行き9×高さ14cm。ある程度変形してくれますから、写真のように小さめの一眼レフカメラと替えレンズがぴったり入ります。
Cカメラを衝撃から守るインナーケースは、マジックテープによる組み立て式。仕切り部分の位置も自由に変えられます。外生地は綿、内生地はナイロン、芯材は発泡ポリエチレン。インナーケースを取り外せば通常のバッグとしても使えますね。

D開口部の両端は、スナップボタンで下へ折り曲げてボディーへ留めることも、Eショルダーへ留めることもできます。
F開口部ファスナーは、カメラを傷つけないようにナイロン製を使っています。
G底面に村上さんのブランドネームであるm+(エムピウ)の刻印。