|  1.にじみ
 転写紙から吸収された顔料が生地の中にひろがることで、
 にじみやボケが起こります。
 2.切れ
 転写紙のつなぎ目の位置ずれによって起こります。
 また、転写紙のシワによって同じような状態になる場合もあります。
 3.色抜け
 素焼き生地の上に濡らした和紙の転写紙を置くことで、
 生地が水分とともに、転写紙に印刷されていた顔料を吸収し、絵柄が転写されます。
 生地と転写紙の密着が弱く、うまく転写されなかった部分に色抜けがおこります。
 4.色ムラ
 多くは転写紙の折れシワによって生じます。
 |  毎日の使い勝手を考えた3サイズ。
 小皿は、お醤油皿としても取り皿としても。なます皿はしっかりと深さがあって出番が多そう。
 七寸皿も深めのリムなしだから、見た目よりたっぷり入ります。汁のある煮物にもパスタやカレーにも。
 
 古い時代の雰囲気をも感じさせる高台(こうだい)裏。
 釉薬の掻き落とし部分に錆色を塗り、中央に「katakata+classiky」のゴム印押し。
 
 松永 武
 1980年熊本県生まれ。茨城育ち。
 高井 知絵
 1982年静岡県生まれ。
 2004年 共にオランダ ロッテルダム芸術アカデミー短期留学。
 型染めユニット「kata kata(カタカタ)」として活動スタート。
 2005年 共に東京造形大学テキスタイル科卒業。
 
 |