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糸綴じ製本のノート(ホワイト)8mm罫 販売終了
商品コード:45629-01

■長年の使用にも耐えてほしい背テープは、きめの細かい平織りの綿布。
■すっきりした書体のロゴを金箔押し。さりげない高級感を密かに楽しむという感じ。
商品仕様: 14.8×21cm(A5サイズ) 本紙/OKフールス紙 80ページ タイトル用丸シール1枚付き 日本製
商品説明: ミツさんが使いたいノート その2

気に入って仕事でもずっと使っていた「ミツ×倉敷意匠オリジナルノート」。気づいてみると、これをツバメノートさんに作っていただいたのは、もう8年も前のことになるのでした。途中何度か追加生産してもらったりしてたっぷり在庫していたのですけれど、とうとう残りわずかになってしまいました。
とにかくフールス紙の書き味は気持ちいいし、丸めてパンツのポケットに押し込むなどハードな扱いを受けても、ミシン縫いのページは外れることもなく、使い勝手には何の文句もないノートでした。

「ミツさん、これ、なくなった後どうしましょう?」
「わたしも、これがなくなったら困るのですけれど、でも、今はやっぱり、きれいな色のノートが欲しいです。」
「きれいな色、ですか!?」

ミツさんが言うところの「きれいな色」を、倉敷意匠の勝手な解釈で説明してみると、いろいろなものを見たり使ったりしながら年を重ねてきた今は、もの選びの基本が上質≠ニいうことの他に、上品≠ニいうことも必須条件になっているのです。
昨今の文具事情を見渡せば、渋くてカッコいいノートはたくさん見つかるわけですが、それとはちょっと違います。
カラフルなのにシックというか、かわいいけれど大人っぽいというのか、微妙な色目でありながら濁りのないすっきり上品なノートがあったら、ぜひぜひ使ってみたいと思うのです。
もちろん上品のポイントは、表紙の色だけがということではなくて、長年の使用に耐える背テープの素材、絶対便利なスピン紐の色、さりげなくも主張あるロゴの箔押しなど、気の利いたディテールすべてをひっくるめてのニュアンスです。
それでは、「きれいな色が上品を醸し出すような垢抜けたノート、作れませんか?」
というわけで、ミツさんが使いたいノートプロジェクト¢謔Q弾が始まりました。
まず最初に決めたことは、機能重視の本紙をしっかりとカバーする表紙の紙質をギルバートオックスフォードとすること。
縦横に織り込んだようなテクスチャーが繊細な印象の紙ですが、決め手はその白さでした。
まったくくすみのない純白が清潔感あふれます。
「この白のままの表紙も絶対欲しいですね。」
「たしかに、こんなに純白な表紙のノート、見たことありませんしね。」
「白は汚れやすいのが気になりますか?」
「マットニスを引くので少しは違う気がします。」
と、まず1色め決定。
次に、「男の人好みのまっ黒いのも作りましょう。」
これは、黒インク2回重ね刷りで、深い黒に仕上げます。
最後に、ミツさん好みのピンクとブルー。
しかし、これが最大の難関。
ギルバートオックスフォードは、インクの吸い込みが強く、どうしても色に濁りが出てしまうのです。
海外の布張り装丁本のきれいな発色を参考に、何度も色出しを繰り返し、ようやく決定。
そして全4色を並べると、ほら、こんなにきれい!
小売価格: ¥495
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ミツさんは今回のノートを作るにあたって、自分のまわりでいつもノートを使っている人にリサーチしてくださったのですが、その結果をふまえて細部の仕様を決め込んでいきました。

■以外にも表紙にタイトルを書かない派が圧倒的に多かったので、タイトル用の丸シールを付属にして、タイトルが必要な方にのみ使っていただけるように。
■スピン紐はとても便利で、これがあるからこのノートを選ぶと言う人もいるほど。表紙色とスピン色との相性を検討した結果、白・黒表紙にはコバルトブルースピンを、ブルー・ピンク表紙には白スピンを使用。
■上製本やリング綴じは、綴じの周辺部に書きづらく、日々のノートとしては糸綴じがいちばん丈夫で使いやすいとのこと。
今回も前回同様の糸綴じ製本ですが、ステッチ幅を若干小さくして、より強度を持たせ、見た目も繊細な感じに。

■ゆったりと文字が書ける8ミリ罫。罫線の色は、表紙に反して、この地味さが好き。